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R&S NRP パワー・メータ・シリーズ

製品カタログ

信頼性の高いパワー測定を実現

正確でシンプルなパワー測定を実現するための最も重要な特長として、優れた測定確度と速度、およびベースユニットやラップトップ/PCでの簡単な操作があげらます。
R&S NRP パワー・メータ・シリーズの構成要素であるR&S NRX ベースユニット、R&S NRPV 仮想パワー・メータPCソフトウェア、USBおよびLANパワー・センサの包括的なポートフォリオには、こうした特性がすべて備わっています。R&S NRP シリーズは、製造、研究開発、校正ラボでの使用だけでなく、設置作業やメンテナンス作業にも最適です。

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このカタログについて

ドキュメント名 R&S NRP パワー・メータ・シリーズ
ドキュメント種別 製品カタログ
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このカタログの内容

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R&S®NRP パワー・メータ・シリーズ year 信頼性の高いパワー測定を実現 Product Brochure Version 10.00
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概要 正確でシンプルなパワー測定を実現するための最も重要な特長として、優れた測定確度と速 度、およびベースユニットやラップトップ/PCでの簡単な操作があげられます。R&S®NRP パワー・ メータ・シリーズの構成要素であるR&S®NRX ベースユニット、R&S®NRPV 仮想パワー・メータPCソ フトウェア、USBおよびLANパワー・センサの包括的なポートフォリオには、こうした特性がすべて 備わっています。R&S®NRP シリーズは、製造、研究開発、校正ラボでの使用だけでなく、設置作業 やメンテナンス作業にも最適です。 すべてのR&S®NRP パワー・センサは、独立した測定器です。 主な特長 USBアダプターを使用すると、ラップトップ/PCに直接接続し、 ► コストパフォーマンスが高く、コンパクト:USBを経由した R&S®NRPV ソフトウェアを介して操作できます。 ノートパソコン/PCでのセンサ操作 ► R&S®NRPxxSN/TN/AN LANモデル:内蔵ウェブGUIの使 コンパクトで信頼性の高いR&S®NRX ベースユニットは、カラ 用と、PoEを使った電源供給により、距離に関係なく測定 ー・タッチ・ディスプレイを搭載しており、最大4台のR&S®NRP が可能 パワー・センサと、センサに依存するすべての測定機能をサポー ► DC~110 GHz、-70 dBm~+45 dBmのパワー測定の包括 トしています。測定値は、測定機能に応じて、数値またはグラフ 的なポートフォリオ ィックで表示されます。高解像度のグラフィカル・ユーザーイン ► 3パス・ダイオード・パワー・センサにより最大93 dBのダイ タフェースによる、簡単で直感的な操作が可能です。ベースユニ ナミックレンジを実現 ットはイーサネット、GPIB、USB経由でリモート制御できます。 ► 広帯域パワー・センサによるエンベロープパワーの正確な 解析 ► サーマル・パワー・センサによる最高の精度 ► 最大4つのR&S®NRP パワー・センサをR&S®NRX ベースユ ニットに同時に接続可能 2
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主な利点と特長 機能と性能特性 汎用性が高く使いやすいR&S®NRX ベースユニット ► 完全に特性付けられたパワー・センサ ► 測定値の数値とグラフィックによるわかりやすい表示、およ ► 測定の不確かさを最小化 び直感的な操作 ► インテリジェントなアベレージング機能による測定時間の ► リモート制御/トリガ用のハードウェアインタフェース 短縮 ► 測定チャネルを最高4個に拡張可能 ► 汎用性の高い測定機能 ► 柔軟なセンサインタフェース ► パワー反射測定 追加のR&S®NRPxxS(N)/T(N)/TWG/A(N)機能 ► R&S®NRP2のコードエミュレーション ► USBTMCにより容易にシステム構築が可能 ► センサ・チェック・ソース ► 内蔵トリガI/Oポート ► ページ 7 ► ステータスがひと目でわかるステータスLED ► 着脱可能なケーブルによる柔軟な操作性 R&S®NRPV:PCアプリケーションを介した便利なパワー測 ► ページ 5 定 ► 高機能なPCアプリケーション インテリジェントなLAN対応のパワー測定 ► 多機能トレース・モード・ウィンドウ ► 充実したLAN搭載モデル・ラインナップ ► 非常に柔軟なマーカー機能 ► LANを用いた任意の距離でのリモート制御 ► インテリジェント・ライセンス・コンセプト:複数のPCでド ► Power over Ethernet(PoE)による電力供給 ングル不要 ► パワー測定を完全にサポートする内蔵ウェブGUI ► ページ 24 ► ページ 9 R&S®NRP パワー・センサのさまざまな用途 使用可能な測定機能(モード) タイムスロッ センサタイプ バースト 機能または仕様 連続­平均 トレース ト/タイムゲ 統計データ ート 平均 R&S®NRPxxS(N) 3パス・ダイオード・パワー・センサ CWおよび変調信号測定用の高速かつ正確で豊富な 機能 • • • • – ► ページ 3 R&S®NRP33SN-V TVAC対応3パス・ダイオード・パ ワー・センサ 熱真空(TVAC)チャンバで使用するための特別設計 • • • • – ► ページ 3 R&S®NRPxxT(N)/TWG サーマル・パワー・センサ リファレンスアプリケーションや校正ラボでの使用に対 応した最も正確なパワー測定 • – – – – ► ページ 3 R&S®NRPxxA(N) EMCアベレージ・パワー・センサ EMCアプリケーション用の正確な平均パワー測定 • – – – – ► ページ 3 R&S®NRP-Z8x 広帯域パワー・センサ レーダーアプリケーションと汎用的な使用のためのタ イムドメイン解析および自動パルス解析 • • • • • ► ページ 3 R&S®NRP-Z211/-Z221 2パス・ダイオード・パワー・センサ 製造工程向けの費用効果の高いパワー測定ソ リュー ション • • • • – ► ページ 3 R&S®NRP-Z27/-Z37 パワー・センサ・モジュール R&S®FSMR 測定レシーバーとの 組み合わせによる 信 号源のレベル校正 • – – – – ► ページ 3 R&S®NRP-Z28/-Z98 レベル制御センサ 信号発生器との組み合わせによる非常に正確な信号 レベル作成 • • 1) • 1) • 1) – ► ページ 3 1) R&S®NRP-Z28のみ。 Rohde & Schwarz R&S®NRP パワー・メータ・シリーズ 3
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機能と性能特性 完全に特性付けられたパワー・センサ インテリジェントなアベレージング機能による測定時間 R&S®NRPxxS(N)、R&S®NRPxxT(N)、R&S®NRPxxTWG、 の短縮 R&S®NRPxxA(N)、およびR&S®NRP-Zxx パワー・センサはすぐ 一定のノイズ・アベレージング(拡張された自動アベレージン に使用することができます。センサは周波数、レベル、温度の特 グ機能)で、測定時間と精度に関して測定を最適化することが 性が完全に特性付けられており、長期的な安定性を備えている できます。ユーザーが定義した最大ノイズ含有量を実現するた ため、従来のパワー・センサとは異なり、測定の前に校正を行う めに、アベレージングフィルターが最適なアベレージング値に 必要はありません。校正データはすべて内部に保存されている なるように設定されます。これによって測定時間が最小になり、 ため、独立した測定器として機能します。通常、ゼロイングの必 ユーザーが指定した精度で生産スループットが最大化されま 要なく、 センサを接続するだけで測定を開始できます。 す。さらに、測定シーケンスをリモート制御するためのプログラ ミングが簡略化できます。 測定の不確かさを最小化 R&S®NRPxxS(N)、R&S®NRPxxT(N)、R&S®NRPxxTWG、 汎用性の高い測定機能 R&S®NRPxxA(N)、およびR&S®NRP-Zxx パワー・センサは複雑 ► 連続平均モード:CW信号および変調信号の信頼性の高い な試験セットアップでも簡単に使用できます。ケーブル損失や 平均パワー測定。 反射などの影響は、オフセット、Sパラメータ、およびΓ補正を使 ► バースト平均モード:バースト平均パワー測定。バーストの始 用して補償することができます。オフセット補正は、周波数に依 まりと終わりを自動的に検出します。 存しないアッテネーションを考慮するために使用されます。 ► トレースモード:時間に対するエンベロープパワーの表示。 Sパラメータ補正は、センサの前段に接続されたコンポーネン ► タイムスロットモード:TDMA信号のタイムスロット平均パワ トのSパラメータを考慮して、被試験デバイス(DUT)への基準 ー測定(例:GSM/EDGE)。 面を数学的に移動するために使用されます。Γ 補正は、ソース ► タイム・ゲート・モード:位置と長さをユーザーが定義した最 とパワー・センサの間のインピーダンス不整合の影響を補償し 大4つの独立したタイムゲート内の平均パワー測定。 ます。 Sパラメータ補­ 正を使用した測定面1から2へのシフト。前段のコ ンポーネントの影響が補償されます。 Sパラメータ補正の前 PMeas. PDUT カップラー、 DUT アッテネータ、 PMeas. ≠ PDUT ケーブルなど 信号源 平面2 平面1 Sパラメータ補正 測定Sパラメータ センサに記録されたSパラメータ カップラー、 アッテネータ、 s11 s12 ケーブルなど ( s 21 s 2 2 ) Sパラメータ補正後 PMeas. PDUT カップラー、 DUT アッテネータ、 P ケーブルなど Meas. = PDUT 信号源 平面2 平面1 4
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追加のR&S®NRPXXS(N)/T(N)/ TWG/A(N)機能 USBTMCにより容易にシステム構築が可能 R&S®NRPxxS(N)、R&S®NRPxxT(N)、R&S®NRPxxTWG、およ びR&S®NRPxxA(N) パワー・センサは、追加のドライバをインス トールしなくても自動化された試験セットアップに容易に統合 できるUSBTMCデバイスです。 R&S®NRPxxS(N)、R&S®NRPxxT(N)、R&S®NRPxxTWG、およ びR&S®NRPxxA(N) パワー・センサを使用すると、リモート操作 に関して100 %のコード互換性を保って従来のR&S®NRP パワ ー・センサを置き換えることができます。 内蔵トリガI/Oポート 除外スタート時間を用いたBluetooth®信号のタイムスロット測定 R&S®NRPxxS(N)R&S®NRPxxT(N)、R&S®NRPxxTWG、および R&S®NRPxxA(N) パワー・センサにトリガ機能が組み込まれま した。最小トリガしきい値を下回るパワーレベルを測定するに は、外部トリガ信号が必要です。外部トリガ信号は、内蔵のトリ ガポートを用いて簡単に入力することができます。トリガポート はトリガ出力として使用することもできます。トリガ・マスタ・モ ードでは、トリガ信号はパワー・センサ内で測定された信号か ら提供され、トリガポート経由で出力されます。この機能を使用 すると、アンプ入力レベルが低すぎて内部トリガ測定を行えな いが、アンプ出力レベルは十分に高い場合に、パワーアンプの 入出力パワーレベルを決定できます。この場合、出力レベルの 測定に使用されるR&S®NRPxxS(N)、R&S®NRPxxT(N)、 R&S®NRPxxTWG、およびR&S®NRPxxA(N)は、入力レベル測 定をトリガするためのトリガマスタとして機能します。 ステータスがひと目でわかるステータスLED センサに搭載されたステータスLEDによって、ステータスをさま トレースと連続平均測定の混合表示 ざまな角度から確認することができます。これはラックに多数 のセンサを収納している場合に特に便利です。LEDが緑に点灯 している場合は、エラーのない測定が行われていることを示し ます。トリガ信号がないなどのシステム関連のエラーも専用の 色で示されます。これによって、すべてのセンサの動作ステータ スをすぐに確認して、問題に素早く対応することができます。 測定済みのトレースと関連付けられたセンサのLEDに同じ色 (RGB値)を割り当てることで、容易にトレースを特定のセンサ に対応させることができます。これは、複数のセンサを同時に 使用する場合に便利です。 R&S®NRPxxS(N) 3パス・ダイオード・パワー・センサおよびゲート機能を使用し たEDGEバーストのパワーの決定。信号の中心に存在するトレーニング シー ケンスを除外します。 Rohde & Schwarz R&S®NRP パワー・メータ・シリーズ 5
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着脱可能なケーブルによる柔軟な操作性 R&S®NRP-ZK6 インタフェースケーブルは、パワー・センサを パワー・センサには、各種のディスプレイユニットに接続するた R&S®NRX ベースユニットで使用するためのものです。パワー・ めに、さまざまな着脱可能のケーブルが付属しています。ケーブ センサをローデ・シュワルツの各種の信号発生器やシグナル・ ルが意図せずゆるむことがないように、センサ側はねじ込み式 スペクトラム・アナライザに接続して、高性能パワーメータによ の接続方式になっています。 ってこれらの測定器の機能を拡張することもできます。 R&S®NRP-ZKU USBインタフェースケーブルを使用すると、 USBインタフェース経由でパワー・センサをラップトップ/PC に接続できます。これは省スペースかつ、本体を必要としない 費用効果の高いソリューションです。ラップトップ/PCからの センサ操作を簡略化するために、R&S®Power Viewer Plusと R&S®NRPV 仮想パワー・メータの2つのソフトウェアツールを 使用できます。これらのツールは、搭載されている測定機能を すべてサポートしています。 R&S®NRP パワー・センサの複数の操作方法 R&S®NRPxxS(N) R&S®NRPxxT(N) R&S®NRPxxTWG R&S®NRPxxA(N) R&S®NRPxxS/T/TWG/A、 R&S®NRPxxSN/TN/AN: R&S®NRPxxS/T/TWG/A:R&S®NRP-ZKU R&S®NRP-ZK8またはR&S®NRP-ZK6 R&S®NRPxxSN/TN/AN:R&S®NRP-ZKUまたはLAN R&S®NRPxxS/T/TWG/A:R&S®NRP-ZK6 パワーメータ またはR&S®NRP-ZKU R&S®NRPxxSN/TN/AN:R &S®NRP-ZK6 PC/ノートパソコンと R&S®NRX またはR&S®NRP-ZKU R&S®NRPVの組み合わせ サポートされるローデ・シュワルツの測定器 信号発生器 シグナル・スペクトラム・アナライザ ネットワーク・アナライザ 例:R&S®SMW200A 例:R&S®FSW 例:R&S®ZNA R&S®NRP-Zxx 直接接続 R&S®NRP-Z3、-Z4または-Z5を経由して接続 直接接続または R&S®NRP-Z3、-Z4または-Z5を経由 パワーメータ PC/ノートパソコンと R&S®NRX R&S®NRPVの組み合わせ サポートされるローデ・シュワルツの測定器 信号発生器 シグナル・スペクトラム・アナライザ ネットワーク・アナライザ 例:R&S®SMW200A 例:R&S®FSW 例:R&S®ZNA 6
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汎用性が高く使いやすいR&S®NRX ベースユニット 測定値の数値とグラフィックによるわかりやすい表示、お ユーザーがプログラム可能な保存/呼び出しメモリロケー よび直感的な操作 ションを使用すれば、個人設定にすばやくアクセスできます。 R&S®NRXは、R&S®NRPおよびR&S®NRQファミリのパワー・セ 3GPP、LTE、3GPP WCDMA、GSM/EDGE、無線LAN、 ンサを最大4台まで同時にサポートします。フロントパネルのフ Bluetooth®などのすべての主要モバイル無線規格のプリセット ァンクションキーを使用して、ほとんどの重要な機能にアクセ により、最小限のキー入力で正確な測定を実現できます。 スできます。ボタンを押すだけで、周波数設定メニューを開いた り、接続されているセンサをゼロ調整できます。 5インチTFTカラー・ディスプレイは、わかりやすいWindowsベ ースの操作コンセプトに対応しています。重要なパラメータと 機能は、カラーコード化されているので一目でわかります。 結果は、数値表示ウィンドウとグラフィック表示ウィンドウに表 示されます。ウィンドウは、簡単に構成できます。 連続平均、バースト平均、タイムスロット平均、タイムゲート 平均の各測定モードで、最大4つの数値結果を同時に表示 できます。既定義の演算関数を使って2つの測定チャネルの 比、SWR、 リターン・ロス、反射係数を計算して、絶対パワーレ ベルと相対パワーレベルとともに表示することができます。 トレース測定と統計測定は、グラフィック・ウィンドウに表示さ れます。トレースモードでは、2つのトレースを1つの測定ウィン R&S®NRX は最大4つの測定値を同時に表示 ドウに同時に表示できます。レベル差と時間オフセットが一目 でわかります。また、水平軸マーカーと垂直軸マーカーを使っ て正確に測定することもできます。2つのトレースの比を表示す ることも可能です。 タイムスロット、タイムゲート、関連する測定値(平均値、ピーク 値、クレストファクター)をトレースウィンドウにグラフィック表 示できます。 すべてのR&S®NRP-Z8x 広帯域パワー・センサで、自動パルス 解析が可能です。測定トレースに加えて、18種類のユーザー選 択パルスパラメータのうち最大12種類のパラメータを表示で きます。 R&S®NRXとR&S®NRP-Z81による自動パルス解析 エンベロープパワーの統計振幅分布は、統計ウィンドウに CCDF、CDFまたはPDFとして表示されます。 R&S®NRX パワーメータおよび接続された R&S®NRP-Z81 広帯域パワー・センサ Rohde & Schwarz R&S®NRP パワー・メータ・シリーズ 7
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リモート制御/トリガ用のハードウェアインタフェース 測定チャネルを最高4個に拡張可能 R&S®NRXは、 自動化された試験セットアップでの統合用とし R&S®NRXの標準構成には、1つの測定チャネルが含まれます。 て、 イーサネット、USB、オプションのGPIB(R&S®NRX-B8)の、 ベースユニットは、オプションで2つ(R&S®NRX-K2、ソフトウェ 3つの異なるリモートインタフェースを提供します。 アオプション)または4つ(R&S®NRX-K2およびR&S®NRX-K4、 ソフトウェアオプション)に測定チャネルを拡張できます。 リア・パネルのトリガ入力により、外部トリガが可能なので、複 数のパワー測定を同期させることができます。R&S®NRP-Z81 柔軟なセンサインタフェース を使用すれば、例えば、トリガ出力の測定信号/出力からトリ R&S®NRXには、フロントに2個のセンサ用コネクタが装備さ ガ信号を導出できます(トリガ・マスタ・モード)。リミット・モニタ れており、オプションでさらに2個のセンサ用コネクタをリアに リング用のレベルに比例した電圧またはデジタル信号を、BNC 装備できます(R&S®NRX-B4、ハードウェアオプション)。フロン コネクタ経由で出力できます。 トとリアのUSB 2.0インタフェースには、さらに接続(USBパワ ー・センサ、メモリキー、マウス、またはキーボード)があります。 パワー反射測定 R&S®NRXには、オプションでR&S®NRT2 方向性パワー・センサ 用のR&S®NRX-B9 インタフェースがあります。 R&S®NRP2のコードエミュレーション R&S®NRXは、先行機種R&S®NRP2のコマンドセットを解釈で きます。 センサ・チェック・ソース CWモードでは、オプションの高精度50 MHz/1 GHz基準信号 源モジュール(R&S®NRX-B1 センサ・チェック・ソース)を使用し て、すべてのR&S®NRP パワー・センサの機能を確認できます。 パルス・モードでは、テスト・ジェネレータを使用して R&S®NRP-Z8x 広帯域パワー・センサまたはR&S®NRQ 周波数 選択型パワー・センサのパルス測定性能を確認できます。 モジュラー方式なので、R&S®NRX-B9オプションまた はR&S®NRX-B1オプションを自由に選択できます。 R&S®NRXの背面図 8
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インテリジェントなLAN対応のパワー測定 充実したLAN搭載モデル・ラインナップ R&S®NRP製品群では、ほぼすべてのR&S®NRPxxS 3パス・ダ イオード・パワー・センサ、R&S®NRPxxA アベレージ・パワー・ センサ、およびR&S®NRPxxT サーマル・センサがLANモデルと して使用可能です(R&S®NRPxxSN、R&S®NRPxxAN、 R&S®NRPxxTN)。LANモデルには追加のLANインタフェース が搭載されており、センサの機能と性能が損なわれることはあ りません。 LANを用いた任意の距離でのリモート制御 R&S®NRPxxSN、R&S®NRPxxTN、およびR&S®NRPxxAN LAN パワー・センサは、衛星システムや粒子加速器などのリモート 制御アプリケーションに最適です。これらのアプリケーションで は、システム内の異なるポイントにセンサを配置する必要があ ります。LANインタフェースを使用すると、多数のテストポイント とコントロールセンター間における、長距離測定システムの構 築が容易に行えます。 R&S®NRPxxSN センサのLANインタフェース、トリガI/Oポート、および着脱可 能のケーブル ウェブブラウザーを用いたR&S®NRPxxSN パワー・センサの操作 Rohde & Schwarz R&S®NRP パワー・メータ・シリーズ 9
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Power over Etherne(t PoE)による電力供給 LAN操作では、センサには、パワー・センサのPoE対応LANイン タフェースを介して電力が供給されます。使用するLANがPoE 規格をサポートしていない場合、R&S®NRP-ZAP2などのPoEス イッチ経由でセンサをLANに接続します。 パワー測定を完全にサポートする内蔵ウェブGUI R&S®NRPxxSN、R&S®NRPxxTN、およびR&S®NRPxxANはウ ェブインタフェースを用いて操作できます。インターネットに接 続されたPCを使用すると、ウェブブラウザーを使ってパワー・セ ンサを簡単に制御できます。追加のソフトウェアをインストール する必要はありません。 ウェブブラウザーを使用した複数のR&S®NRPxxSN/TN/AN パワー・ センサの位置に依存しない同時リモート制御 WLAN LAN DUT インターネット WLAN PoEスイッチ R&S®NRPxxSN/TN/AN モバイル インターネット DUT PoEスイッチ R&S®NRPxxSN/TN/AN 10
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3パス・ダイオード・パワー・センサ 幅広い用途に最適 R&S®NRP40S(N) とR&S®NRP50S(N) は、最大50 GHzの周波 3パス・ダイオード・パワー・センサは、連続平均、バースト平均、 数で動作するマイクロ波中継システムでの測定に最適です。測 タイムスロット平均、ゲート平均、およびトレース測定をサポ 定時間が短縮され、センサの広ダイナミックレンジが、システム ートするので、さまざまな用途に最適です。卓越した性能と先 の評価に大きなメリットをもたらします。 例のない測定速度および精度を備えており、GSMやLTEから 5G NRまでの範囲のワイヤレス信号に対して正確な平均パワ R&S®NRP67S(N)は、IEEE 802.11ad、IEEE 802.11ayを含む最 ー測定を行うことができます。詳細な解析を行うために、センサ 大67 GHzの周波数をサポートします。 には100 kHzのビデオ帯域幅でのタイムスロットモードやトレ ースモードなどの追加の測定機能が搭載されています。 改善された3パスコンセプトによる93 dBのダイナミックレ ンジ R&S®NRP33S(N) は最大33 GHzの周波数範囲をカバーしてお R&S®NRPxxS(N) パワー・センサには3つの独立したダイオー り、長距離および短距離の衝突回避レーダー(24 GHz)の開発 ドパスが使用され、それぞれ最適な検波レンジで動作します。 と製造など、自動車産業分野で使用するのに最適です。また、 結果として、変調方式に関係なく高精度で平均パワーを測定で 衛星システム(最大33 GHz)の地上局の設置、保守、およびリ きます。測定結果は干渉信号や高調波の影響をほとんど受け モート制御にも申し分ありません。 ません。そのため、R&S®NRPxxS(N) パワー・センサの動作はサ ーマル・パワー・センサとほぼ同じですが、はるかに高速です。 このパワー・センサは、最大93 dBものダイナミックレンジと合 わせて、-70 dBmもの微小な信号も正確に測定することがで きます。 センサタイプ 周波数レンジ レベル範囲 コネクタタイプ R&S®NRP8S(N) 10 MHz~8 GHz -70 dBm~+23 dBm N(m) R&S®NRP18S(N) 10 MHz~18 GHz -70 dBm~+23 dBm N(m) R&S®NRP33S(N) 10 MHz~33 GHz -70 dBm~+23 dBm 3.5 mm(m) R&S®NRP40S(N) 50 MHz~40 GHz -70 dBm~+20 dBm 2.92 mm(m) R&S®NRP50S(N) 50 MHz~50 GHz -70 dBm~+20 dBm 2.4 mm(m) R&S®NRP67S(N) 50 MHz~67 GHz -70 dBm~+20 dBm 1.85 mm(m) R&S®NRP18S-10 10 MHz~18 GHz -60 dBm~+33 dBm N(m) R&S®NRP18S-20 10 MHz~18 GHz -50 dBm~+42 dBm N(m) R&S®NRP18S-25 10 MHz~18 GHz -45 dBm~+45 dBm N(m) R&S®NRP50SおよびR&S®NRP50SN 3 パス・ダイオード・パワー・センサ Rohde & Schwarz R&S®NRP パワー・メータ・シリーズ 11
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従来のマルチパステクノロジーとは異なり、R&S®NRPxxS(N) 基本的には、測定ノイズを50 %削減した場合、同じ精度を維持 パワー・センサの隣接するダイオードパスは6 dBだけ重複しま しながら測定時間を4分の1に短縮することができます。 す。すべてのパスが連続的かつ同時に測定されます。最終的な 測定結果は、すべてのパスの測定結果に対して適切に重み付 R&S®NRPxxS(N) パワー・センサは、現在市販されている中で けして得られます。この革新的なアプローチによって、測定パス 最高の速度と精度で、–70 dBmを下限とする測定を実行でき 間のシームレスな遷移が保証されます。ヒステリシス効果、更 ます。 なる測定の遅延、微分非直線性など、測定パス間の物理的な 切り替えによる問題は排除されます。特許取得済みのセンサー 50,000回/秒以上の読み込み アーキテクチャーによってS/N比も改善され、遷移領域での測 R&S®NRPxxS(N) パワー・センサは、高速な連続平均モードで 定速度が向上します。 は50,000回/秒を超える読み込みを行うことができ、現在の市 販品においては最も高速なセンサです。バッファモードでは、ブ 低レベルでも先例のない ロックあたり最大8192の測定値を10 µsの最小アパーチャで 測定速度と精度 送信できます。これは連続捕捉時間81.92 msに対応します。散 測定速度はサンプリング・レートだけで決まるのではなく、 測 発的な干渉は高い信頼性で検出されます。 定するレベルおよび希望の測定精度にも大きく依存します。測 定精度を向上するには、特に低レベルにおいては、複数の測定 値を平均する必要があります。平均化によってノイズ成分が減 少し測定精度は向上しますが、同時に測定速度が低下します。 そこで、R&S®NRPxxS(N) パワー・センサは測定ノイズを極めて 低くすることを意識して設計されました。 革新的な3パスコンセプト A D 14 dB -20 dBm ~+6 dBm P A i + P D m -70 dBm ~-14 dBm A D 34 dB 0 dBm エラー ~+23 dBm 補正 チョッパー 重み付け 外部トリガ 12
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10,000回/秒のトリガ測定 ハイパワーアプリケーション用のセンサ 高速な連続平均モードでは、R&S®NRPxxS(N) パワー・センサ R&S®NRP18S-10、R&S®NRP18S-20、R&S®NRP18S-25ハイ は最小トリガ繰り返し時間100 µsで、測定値を失うことなく最 パワー3パス・ダイオード・パワー・センサは、R&S®NRP18Sと 大10,000回/秒のトリガ測定を実行できます。この測定速度は 10/20/25 dB上りアッテネータで構成されます。 バッファモードを使用することで実現できます。バッファモード 2 W、15 W、30 Wまでのパワー測定を実行できます。 では、センサ内ですべての測定データが収集され、1つのブロッ クとしてホストに送信されます。最大バッファサイズを利用する アッテネータと一緒に使用した場合、センサとアッテネータ間 と、R&S®NRPxxS(N) センサは最大8192回のトリガ測定の測 の不整合誤差が自動的に補正されます。アッテネータのSパラ 定データを0.81 s以内に収集することができます。 メータは、製造時に決定され、センサにストアされます。測定を 実行する際、これらのSパラメータが自動的に考慮されます。 トリガ測定 最小トリガ繰り返し時間:100 µs 時間 トリガ信号(可変トリガ繰り返し) 可変トリガ測定ポイント 30 Wまでのハイパワーアプリケーション用の R&S®NRP18S-10、R&S®NRP18S-20、R&S®NRP18S-25 ハイパワー3パス・ダイオード・パワー・センサ Rohde & Schwarz R&S®NRP パワー・メータ・シリーズ 13
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TVAC対応3パス・ダイオード・パワー・ センサ 熱真空(TVAC)チャンバで使用するための特別設計 R&S®NRP33SN-V TVAC対応パワー・センサはこのような要件 衛星分野では、コンポーネント、サブシステム、および衛星全体 のために特別に設計されました。コンポーネントはすべて製造 を宇宙空間で使用する前に熱真空(TVAC)内で検証する必要 プロセス中に真空チャンバ内でベーキングされているので、ア があります。これには非常に精密で信頼性の高いパワー測定 ウトガスは最小限に抑えられます。筐体の通気孔によって、セン を、DUTに対して直接行う必要があります。つまり、TVACチャン サ内部と環境の間の均圧が保証されます。 バ内でパワー測定を行う必要があります。そのため、パワー・セ ンサは高真空内で機能するだけでなく、温度変動にも耐えられ R&S®NRP33SN-V TVAC対応パワー・センサは、33 GHzまでの なければなりません。 衛星通信周波数レンジをカバーし、信 号帯域幅と変調タイプに 関係なく、93 dBのダイナミックレンジにおいて高速で非常に正 確なパワー測定が可能です。LAN機能により、チャンバの外部 から簡単にパワー・センサを制御することができます。 センサタイプ 周波数レンジ レベル範囲 コネクタタイプ R&S®NRP33SN-V 10 MHz~33 GHz -70 dBm~+23 dBm 3.5 mm(m) R&S®NRP33SN-V TVAC対応 パワー・センサ 14
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サーマル・パワー・センサ 基準アプリケーションに最適な卓越した性能 R&S®NRPxxT(N) サーマル・パワー・センサは、67 GHzま サーマル・パワー・センサは、最も高い精度が必要になる複雑 では0.007 dB(0.16 %)、67 GHz~110 GHzの範囲では な測定タスクで特に使用されます。サーマル・パワー・センサは 0.010 dB(0.23 %)という他に類のない線形性を備えていま すべての変調タイプに対応します。測定精度を向上させるた す。R&S®NRPxxTWG サーマル・パワー・センサは、 め、R&S®NRPxxT(N)/TWG サーマル・パワー・センサのハード 50 GHz~110 GHzの範囲では0.010 dB(0.23 %)の線形性を ウェアは測定ノイズを最小限に抑え、熱的環境に耐性を持つ 備えており、相対測定を実行するための選択肢として最適で ように設計されています。安定した測定結果を得るためには、 す。 熱試験セル内の温度は印加されるパワーに対応する必要があ ります。パワーが増加した場合、R&S®NRPxxT(N)/TWG サーマ これらのセンサ特性は、基準アプリケーションおよび校正ラボ ル・パワー・センサの精巧な測定セルはすぐに安定した温度に で特に有効です。 なります。パワーレベルが減少した場合、余剰の熱はごく短時 間で放散します。結果として、ローデ・シュワルツのサーマル・パ 優れたインピーダンスマッチング ワー・センサは、市場の類似ソリューションの3倍の測定速度( 測定不確かさの大部分は、ミスマッチにより発生するソースと バッファモードで500回/秒を超えるトリガ測定)で、高精度の パワー・センサでの複数の反射が原因です。これらの反射を最 測定を実行することができます。 小化するために、R&S®NRP シリーズのサーマル・パワー・セン サはすべて高周波数とよくマッチングし、測定不確かさを低減 しています。 センサタイプ 周波数レンジ レベル範囲 コネクタタイプ R&S®NRP18T(N) DC~18 GHz -35 dBm~+20 dBm N(m) R&S®NRP33T(N) DC~33 GHz -35 dBm~+20 dBm 3.5 mm(m) R&S®NRP40T(N) DC~40 GHz -35 dBm~+20 dBm 2.92 mm(m) R&S®NRP50T(N) DC~50 GHz -35 dBm~+20 dBm 2.4 mm(m) R&S®NRP67T(N) DC~67 GHz -35 dBm~+20 dBm 1.85 mm(m) R&S®NRP90T(N) DC~90 GHz -35 dBm~+20 dBm 1.35 mm(m) R&S®NRP110T DC~110 GHz -35 dBm~+20 dBm 1 mm(m) R&S®NRP75TWG 50 GHz~75 GHz -35 dBm~+20 dBm WR15 R&S®NRP90TWG 60 GHz~90 GHz -35 dBm~+20 dBm WR12 R&S®NRP110TWG 75 GHz~110 GHz -35 dBm~+20 dBm WR10 R&S®NRP67TおよびR&S®NRP67TN サーマル・パワー・ センサ Rohde & Schwarz R&S®NRP パワー・メータ・シリーズ 15
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導波管インタフェースを備えたR&S®NRPxxTWG R&S®NRPxxTWG サーマル・パワー・センサは、統合型の導波 衛星通信、研究、軍事用レーダーのターゲティングやトラッキン 管インタフェースを持つ、利便性と精度に優れたソリューション グ、および車載用レーダーを含む一部の非軍事アプリケーショ を提供します。 ンなど、新たな高周波テクノロジーの出現により、試験セットア ップの要件への対処が難しい状況が生まれています。 R&S®NRP110T センサには、導波管アダプターと導波管ブラケ ットが用意されています。 R&S®NRP110T サーマ ル・パワー・センサ、 および導波管アダプ ターとブラケット R&S®NRP75TWG/90TWG/110TWG サーマル・パワー・センサ 16
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洗練された同軸コネクタ・コンセプト 革新的なコネクタデザインにより、センサを測定対象の信号源 にねじで簡単に接続できます。カップリングナットのボールベア リングにより、カップリングナットを回すだけでセンサを固定す ることができます。センサ本体は最適な位置で固定されます。 従来の接続ねじとは異なり、センサとDUTの外部導体は互い に対して回転しないため、嵌合面がこすれることはありません。 これによって摩耗が軽減され、測定の再現性が向上します。コ ネクタ・コンセプトは高い測定精度に寄与します。 内部校正試験 R&S®NRPxxT(N)/TWG センサには特別な検証機能が搭載さ れています。この機能は信号パスに存在するすべてのコンポー ネントをカバーします。テストルーチンを使用して、高度に安定 した印加DC電源に対するセンサの応答が測定され、過去の校 正で記録された値と比較されます。これにより、パワー・センサ の機能と精度に関する情報が得られます。 コネクタの断面図 カップリングナット ボールベアリング 外側コネクタ 内側コネクタ 支持ビード トランスデューサ Rohde & Schwarz R&S®NRP パワー・メータ・シリーズ 17
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EMCアベレージ・パワー・センサ EMC用途のための特別設計 EMC用途で重要になるのは、通常は平均パワーだけです。こ のような場合は、R&S®NRPxxA(N) アベレージ・パワー・センサ が最適です。これらは、8 kHzまでの重要な低周波数バンドに 加えて、無線通信で使用される測定範囲をカバーします。最 大 93 dBのダイナミックレンジ、変調の影響が非常に少ない測定、 卓越したインピーダンス整合など、3パス・ダイオード・パワー・ センサの優れた特性の恩恵を受けることができます。 センサタイプ 周波数レンジ レベル範囲 コネクタタイプ R&S®NRP6A(N) 8 kHz~6 GHz -70 dBm~+23 dBm N(m) R&S®NRP18A(N) 8 kHz~18 GHz -70 dBm~+23 dBm N(m) R&S®NRP18AおよびR&S®NRP18AN EMCアベレ ージ・パワー・センサ 18
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広帯域パワー・センサ レーダーアプリケーションに最適 優れたダイナミックレンジと確度 R&S®NRP-Z8x 広帯域パワー・センサはレーダーアプリケーシ R&S®NRP-Z8x 広帯域パワー・センサは ダイナミックレンジが ョンに最適です。開発時または設置やメンテナンス中には、パ 広いため、エンベロープパワー測定では–47 dBm、平均パワー ルス特性および出力パワーを測定する必要があります。レーダ 測定では–60 dBmの下限値を実現します。この感度は、これま ーシステムとレーダーコンポーネントの製造にも同様の測定 での市場の製品にはなかった固有の特長です。再現性の向上 が必要です。このセンサは、最大ビデオ帯域幅が30 MHz、立 と測定の高速化は、ユーザーにとって利点となります。 ち上がり/立ち下がり時間が13 ns未満であるため、パルス幅 50 nsのパルスを測定できます。 したがって、これらのセンサは、エンベロープパワーの解析や平 均パワーの測定に最適です。 最大44 GHz R&S®NRP-Z8x 広帯域パワー・センサは、マイクロ波リンクモジ 高分解能(HD)モード ュールでのパワー測定に最適です。特に、R&S®NRP-Z86 モデ 一部のアプリケーションでは、パルスの立ち上がりエッジなど ル.44(周波数の上限値44 GHz)は、最新世代のマイクロ波リ の信号セクションを高い倍率で拡大表示する必要があります。 ンクモジュールの開発、製造、設置、メンテナンスに使用するこ 分解能12.5 nsの、トレースモードのグラフィカル表示を改善す とができます。このセンサの高速の測定速度と広いダイナミッ るには、高密度のサンプルが必要です。繰り返し信号による等 クレンジは、ユーザーにさまざまな恩恵をもたらします。 価時間サンプリングを実行すると、最大100 psの時間分解能を 達成できます。 最高速度の測定 R&S®NRP-Z8x 広帯域パワー・センサは、世界最高速のセンサ です。バッファモードでは、9000回/秒を超える仕様化された 測定速度を実現できます。 センサタイプ 周波数レンジ 測定レンジ コネクタタイプ R&S®NRP-Z81 50 MHz~18 GHz -60 dBm~+20 dBm N R&S®NRP-Z85 50 MHz~40 GHz -60 dBm~+20 dBm 2.92 mm R&S®NRP-Z86、 モデル 50 MHz~40 GHz -60 dBm~+20 dBm 2.4 mm .40 R&S®NRP-Z86、 モデル 50 MHz~44 GHz -60 dBm~+20 dBm 2.4 mm .44 R&S®NRP-Z81/-Z85/-Z86 広帯域パワー・センサ Rohde & Schwarz R&S®NRP パワー・メータ・シリーズ 19
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自動パルス解析 統計解析 重要なパルスパラメータの測定には、自動パルス解析を利用す R&S®NRP-Z8x 広帯域パワー・センサを使用すると、ピーク・エ ると便利です。マーカーを使用した複雑な測定が不要になり、 ンベロープ・パワー、平均パワー、ピーク対平均パワー比などの パルス形状の変化が、測定結果に直ちに反映されます。 主要パラメータを決定するため、ノイズに似た信号の振幅分布 の統計解析を実行できます。測定データは、EUTRA/LTE、3GPP 自動パルス解析により、以下のパラメータが決定されます。 FDDなど、最新のOFDMまたはCDMAベースの無線システム ► 時間パラメータ:立ち上がり/立ち下がり時間、スタート/ 用のコンポーネントのデザインに役立ちます。100万サンプル ストップ時間、 を使用する場合、R&S®NRP-Z8x 広帯域パワー・センサを用い パルス幅、デューティーサイクル、パルス周期、パルスオフ時 れば、フルビデオ帯域幅でのCCDF、CDF、またはPDFの測定を 間 25 ms以内に終了できます。 ► レベルパラメータ:パルストップ、パルスベース、ピーク、平 均、最小値、オーバーシュート(正と負) 個別に設定したタイムゲート上で統計解析を実行して、特定の 信号セクションのみをモニターすることも可能です。 トリガ・マスタ・モード(ベースユニットまたはR&S®NRP-Z5 使用時) R&S®NRX ベースユニットまたはR&S®NRP-Z5 センサハブと組 み合わせる場合、R&S®NRP-Z8x 広帯域パワー・センサをトリガ ソースとして使用できます。トリガ・マスタ・モードでは、トリガ信 号はパワー・センサ内で測定された信号から導出され、ベース ユニットまたはセンサハブに送られて、さらに利用されます。こ のトリガ信号を使用して、接続されている他のすべてのセンサ を外部トリガすることができます。追加の外部トリガソースは不 時間パラメータ 要です。この機能を使用すると、パワーアンプの入力レベルが低 すぎて内部トリガ測定を行えないが、出力レベルは十分に高い パルス周期 場合に、パワーアンプの入出力パワーレベルを決定できます。こ パルス幅 オフ時間 の場合、出力信号の測定に使用されるR&S®NRP-Z8xは、入力 ハイ基準レベル 信号測定をトリガするためのトリガマスタとして機能します。 (dista(l パワーの 90 %の位置)) 基準レベル (mesia(l パワーの 50 %の位置)) ロー基準レベル (proxima(l パワーの 10 %の位置)) 時間 立ち上がり時間 立ち下り時間 計算値 開始時間 終了時間 デューティーサイクル レベルパラメータ ピークパワー パルス・トップ・パワー 平均パワー ベースパワー 最小パワー 計算値 時間 正オーバーシュート 負オーバーシュート 20 電源 電源