1/1ページ
ダウンロード(142.2Kb)
米国の輸送包装試験規格 ASTM D4169 に従って試験を実施いたします。 評価試験をご希望の際は、お気軽にお問い合わせください。
米国で長期間にわたって参照されてきた、実施例多数の輸送包装試験規格の一つです。弊社ではASTM D4169 / ASTM D7386に規定されている試験シーケンスに従いお客様のご要望に合わせた包装試験を実施しています。また、医療機器関連における滅菌包装の国際規格でもある ISO 11607 (JIS T8041)では、包装の性能試験として推奨しております。
ASTM D4169輸送試験は、輸送手段や貨物荷姿、貨物重量などにより、18種類のDistribution Cycle (DC)が用意されています。
包装評価試験をご希望の方は下記へ問い合わせ下さい。
◆◆連絡先・担当者:0466‐41‐0267 (小俣) /0466‐41‐0264 (石井)◆◆
■□■ mail: omata.kazunori@jbl.yasuda-soko.co.jp ■□■
このカタログについて
ドキュメント名 | 【輸送包装試験】 ASTM D4169 試験方法一般通則 |
---|---|
ドキュメント種別 | 事例紹介 |
ファイルサイズ | 142.2Kb |
関連製品 | |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 日本ビジネスロジスティクス株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
Page1
[試験事例集] ASTM D4169
[Standard Practice for Performance Testing of Shipping Containers and Systems]
1.ASTM D4169 輸送試験の概要:
・米国で長期間にわたり参照されてきた最もユーザーの多い輸送包装試験規格の1つです。
・輸送中の10のハザード要因別対応試験が規定されており、実輸送環境に合わせそれら試験を組合わせて全体
試験を構成しています。
・試験は、包装貨物の形状や重量・輸送手段別に18のDistribution Cycle(DC)があり、どれかを選択の上、規
格手順に従って試験を実施します。
・保証レベル(試験厳しさ)が3段階あり、振動試験における強さ(Grms)や落下高さなど、保証レベルに
よって試験条件が異なります。
・落下試験では、合計12回の落下回数が要求されており、12回目の最後の落下は底面または一番大きい面に
対して2倍の高さからの落下となっております。
・振動試験では、ランダム振動を推奨しており、3つの輸送モード(航空機、トラック、鉄道)から選択し、
合計180分の加振時間が推奨されています。
2.試験項目:
Schedule Hazard Element
A Handling manual and mechanical drop, impact, stability
B Warehouse Stacking Compression (負荷係数と保証レベルの組合せ)
C Vehicle Stacking Compression (負荷係数と保証レベルの組合せ)
D Stacked Vibration Vibration (積み重ねまたはダミーウエイト)
E Vehicle Vibration Vibration (ランダムを推奨)
F Loose Load Vibration repetitive shock (跳上がり振動による繰返し衝撃)
G Rail Switching longitudinal shock (貨車連結衝撃)
H Environmental Hazard cyclic exposure (温湿度、散水)
I Low Pressure Hazard Vacuum (航空機低気圧)
J Concentrated Impact impact
3.ワンポイントアドバイス:
・ISO11607(最終段階で滅菌される医療機器の包装)では、滅菌バリア包装や外装包装の材料や性能を評
価する為に、出荷包装の性能評価試験として、ASTM D4169 及びISTA 1~3シリーズ、ISO4180での包装
評価試験を実施する事となっています。
・トラック輸送振動試験が ASTM D4169-16版からハイレベル、ミディアムレベル、ローレベルすべてを
網羅的に実施する方法に変わりましたのでご注意ください。
JBLはASTM輸送試験の実績において国内を代表する企業であり、様々な業界の企業が最初
に選ぶ企業です。特に医療機器関連のFDA認定における輸送試験では、年間300件以上の試
験を実施し、計画立案から報告書作成まで一貫してサポートしております。包装試験、包装
資材・設計に関する専門知識と高度な技術で、多くの企業から高い評価を受けています。
日本ビジネスロジスティクス(株)
包装ソリューション事業部・包装ソリューション第1グループ
担当:0466-41-0264 (石井輝海) / 0466-41-0267(小俣一典)
E-mail: ishii.terumi@jbl.yasuda-soko.co.jp / omata.kazunori@jbl.yasuda-soko.co.jp
Copyright(C) 2014 Japan Business Logistics
本資料の無断複製・利用を禁じます All Rights Reserved.