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4ch ビームフォーミング音源可視化システム

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超小型マイクロホン MB-2200M10
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積分平均形騒音計 LA-1411/1441A/4441A
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4ch BEAMFORMING SYSTEM 平成 29年度 日本音響学会 技術開発賞 ■ 構成例(フルシステム) 型名 品名 価格(税抜き) MI-5420A 音源可視化マイクロホンプローブ※1 ¥1,900,000 BF-3200 BFモニタ ¥1,300,000 BF-0310 BFオフライン解析 ¥1,700,000 DS-3204, DS-0371 データステーション(4ch), 信号出力オプション ¥1,600,000 4ch ビームフォーミング OS-2720 Oscope( FFT解析パック) ¥600,000 OS-0281 Oscope( 動画再生オプション)※2 ¥300,000 OS-0261 Oscope( IIRフィルタオプション)※3 ¥160,000 パーソナルコンピュータ 別途 合計 ¥7,560,000 音源可視化システム ■ 構成例 BFモニタのみ 型名 品名 価格(税抜き) MI-5420A 音源可視化マイクロホンプローブ※1 ¥1,900,000 BF-3200 BFモニタ ¥1,300,000 DS-3204, DS-0371 データステーション(4ch), 信号出力オプション ¥1,600,000 パーソナルコンピュータ 別途 合計 ¥4,800,000 ※1 マイクロホンプローブヘッド2種(120 mm, 60 mm)、カメラ、カメラ・マイクロホン専用集合ケーブル3 mを含みます ※2 動画再生オプションは必須です ※3 BFモニタのBPF機能と同等の機能をオフライン解析で実施する場合は必要です 500 Hz以下の音源可視化に最適 ─MB-2200M10 超小型マイクロホン─ 複数本のマイクロホンを並べ、直接音圧を測定することでMI-5420Aでは 対応していない500 Hz帯域以下の音圧マップを取得することができます。 定常音の場合、マイクロホンを移動しながら収録することで、マイクロホン数 本で音圧マップの描画が可能です。また過渡音の場合、位相を揃える必要 があるため測定箇所分のマイクロホンと入力チャンネル数が必要となりま す。こうした際、軽量かつ超小型のマイクロホンMB-2200M10が有効です。 超小型マイクロホン MB-2200M10 例:MB-2200M10を使った多点同時測定 左図は49本のMB-2200M10を使用した音圧分布の測定例です。超小型 で軽量なマイクロホンなので取りつけた状態でドアを開閉してもセンサを落 とすことなく多点同時測定を行うことができます。 ラッチにあたった瞬間から音が減衰するまでの音源位置の変化を時間軸 ベースで見ることができます。 ■機器構成例(ご参考価格) 型名 品名 価格(税抜き) - DS-3000 40 kHz 4ch FFTセット ¥1,500,000~ MB-2200M10 超小型マイクロホン 4本 ¥240,000  OC-1320 O-chart Standard ¥220,000  パーソナルコンピュータ    別途  合計 ¥1,960,000~ ※Microsoft® Windows® は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。 その他記載されている会社名、 製品名は各社の商標または登録商標です。 お客様へのお願い  当社製品(役務を含む)を輸出または国外へ持出す際の注意について 当社製品(役務を含む)を輸出または国外へ持出す場合は、外為法(外国為替及び外国貿易法)の規定により、リスト規制該当品であれば、経済産業大臣へ輸出許可申請の手続きを 行ってください。また非該当品であれば、通関上何らかの書類が必要となります。尚、非該当品であってもキャッチオール規制に該当する場合は、経済産業大臣へ輸出許可申請が必要と なります。お問い合わせは、当社の最寄りの営業所または当社輸出管理担当窓口(電話045-476-9707)までご連絡ください。 ●記載事項は変更になる場合がありますので、ご注文の際はご確認ください。 注意 ●機器を正しく安全にお使いいただくために、ご使用前に必ず「取扱説明書」をよくお読みください。 ●代理店・販売店 〒222-8507 神奈川県横浜市港北区新横浜3‒9‒3 TEL(. 045)935‒3888 お客様相談室 フリーダイヤル 0120-388841 受付時間 : 9:00~12:00/13:00~18:00(土・日・祝日を除く) 北 関 東(028)684‒2400 浜 松(053)462‒5611 広 島(082)246‒1777 埼 玉(048)474‒8311 ト ヨ タ(0565)31‒1779 九 州(092)432‒2335 首 都 圏(045)935-3838 中 部(0565)41‒3551 海 外(045)935-3918 沼 津(055)988‒3738 関 西(06)6386‒3141 ホームページアドレス https://www.onosokki.co.jp/ E‒mailアドレス webinfo@onosokki.co.jp *本カタログ記載の価格はすべて税抜き価格です。 CAT.NO.1657-08 Printed in Japan 197( OKI)3K '19.7月改訂
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この音どこから? 進化したマイクロホンプローブで、あなたの「見たい、知りたい」にこたえます 小型、軽量だから、いつでも、どこでも 4chビームフォーミング音源可視化システム 広い解析周波数での計測を実現 解析周波数500 Hz~8 kHz※の音源探査が可能です。 ※推奨解析周波数です。P11の仕様参照 4本のマイクロホンで音源探査が可能 ビームフォーミングの演算に新しい手法を用いることにより、 少ないマイクロホンでも音源位置を捉えます。 音源の状況をリアルタイムでモニタ(20回以上/秒) 音源位置の追従性が良いので、定常音・過渡音にかかわらず可視化が可能です。 広画角化で近距離測定が可能 近距離測定で反射波や環境影響を低減し、 これまで音源可視化が難しかった環境でも音源位置の把握が可能になります。 音源可視化 ビームフォーミングとは、 音源からマイクロホンまでの位相差情報から音圧分布を得て、カラーマップで可視化する方法です。 カメラの映像に重ねて、リアルタイムに音圧の高い部位を表示、音源の位置を直感的に捉えることができます。 ビームフォーミングでは、より広帯域の音に適応するために、 数十、百を超えるマイクロホンを使用することが多く、サイズは大きくなりがちでした。 当社の「4chビームフォーミング」は4本という少ないマイクロホンで 音の可視化をリアルタイムで実現したシステムです。 4ch BEAMFORMING SY音源S可視化マTイクロホEンプローMブ MI-5420A 02 03 ▲ ▲ ▲ ▲
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4ch BEAMFORMING SYSTEM システム構成 どこでも・どんな音でも データステーション(DS-3200)と、音源可視化マイクロホンプローブ(MI-5420A)を組み合わせたシステム構成で、解析周波数に 応じて120 mmと60 mmの2種類のマイクロホンを付け替えて使用します。データステーションの4chに音源可視化マイクロホン 試験対象に近接 簡易にセッティング 狭い空間を移動 プローブを接続します。さらに4chを追加すると加速度センサや、回転センサなどを接続して、振動波形や回転速度を確認しながら (例)ドアミラーの開閉音 (例)走行中の車両音 (例)パワーシートの稼動音 のモニタリングが可能です。 測定及び解析には、4chビームフォーミングソフトウェア(BF-3200/BF-0310)及び時系列データ解析ツールOscopeを使用します。 4chビームフォーミングシステム図 音源可視化マイクロホンプローブ MI-5420A BF-3200 ■ 120 mm(500 Hz~4 kHz) BF-0310 データステーション ■ 60 mm(1~8 kHz) DS-3200シリーズ パーソナルコンピュータ センサと組み合わせた計測も可能!(増設例)※ BF-3200 BFモニタ 回転 振動 音響 このソフトウェアは、音源可視化処理をリアルタイム(20回/秒以 光電式回転検出器 アンプ内蔵型加速度検出器 LG-9200 NP-3000シリーズ 上)で実施・表示したり、同時にカメラ映像とマイクロホンの時間 積分平均形騒音計 データを収録することができます。またこのソフト内でデータを読 LA-1411/1441A/ み込んで再生したり、解析する周波数帯域を切り替えるなど再解 ディジタルエンジン回転計 信号ケーブル 4441A 析することも可能です。 CT-6700 NP-0120/0130/0150/0170シリーズ バンドパスフィルタをかけながら音を聴くこともできるので、異音の 帯域を特定することができます。 信号ケーブル ミニュチュア/BNC変換アダプタ 信号ケーブル  MX-7100シリーズ NP-0021 AX-501 BFモニタ画面 BF-0310 BFオフライン解析 時系列データ解析ツール ソフトウェア BF-0310はBF-3200のオプションで、時系列データ解析ツール Oscope※にプラグインされたソフトウェアです。BFモニタでは詳 Oscopeは、Microsoft® Excel®で扱えない長い時系列データ 細に把握できない現象についても、収録したデータに対して時間 を自由自在に編集、解析するソフトウェアです。BF-3200で録画 分解能、周波数分解能をBFモニタよりも細かく設定して解析する したデータに加え、各社レコーダのデータやCSV、WAVファイ ことができます。Oscopeとの連携を活かし、FFT解析はもちろ ルなどの汎用フォーマットデータも扱うことができます。異なる ん、トラッキング解析や音質評価を利用して音源可視化結果を解 ファイルの波形を重ね書き、波形の分割・移動・拡大・縮小も自 析していくことも可能です。 由に行え、Microsoft® Excel®との連携もスムーズに行えます。 動画再生機能、FFT解析機能、音質評価、様々なフィルタ機能も あります。 FFT解析画面 ※Oscope OS-2720 FFT解析パック+OS-0281 動画再生オプションが必要です。 ※DS-3200シリーズ、Oscope、音響、振動、回転の各計測器は、別途詳しいカタログをご用意しておりますので、ご請求ください。  またOS-0261(IIRフィルタ)オプションの追加をお勧めします。 BFオフライン解析画面 04 05
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4ch BEAMFORMING SYSTEM 計測事例 音源位置をしりたい 計測事例 音源位置をしりたい 1 卓上プリンタの動作音 3 空調機の異音探査 動作音の静穏化は製品価値の向上に欠かせません。 の発生位置を把握することは簡単ではありません。 室内に設置されている空調機は私たちの生活に欠かせな げられますが、これらの音は常に発生しているわけではあ そのためにはどのタイミングでどこから音が発生してるか 本システムは部品同士がぶつかる音の発生位置を周波 い存在となっています。使用される環境も様々で、寝室な りません。 把握し、対策する必要があります。しかし、印刷時の動作 数バンドフィルタで分離することで、どの音がどこから発 どのとても静かな環境で動作させなければならない場合 本システムの機能である閾値設定機能はある一定の音圧 音は様々な機器の音が混ざり合っているため、それぞれ 生しているのか確認することが出来きます。  もあります。そのため動作時に発生する音は「気になる レベルを超えると結果を表示することができるため、不定 音」としてクレームにつながることがあります。その音の例 期に発生する異音に合わせた可視化結果を表示します。 として動作時のカタカタ音やフレームの軋み音などが挙 卓上プリンタから発生する様々な音をとらえて可視化 室内機から発生する気になる音を探査 2 パワーシートの作動音 4 ヘッドアップディスプレイの異音探査 自動車の静穏化が進み、今まで気にならなかった音が 的に表すことは困難です。 本システムは動画で結果が表 自動車のEV・HEV化により車室内環境はより静かにな 一瞬で過ぎてしまう音の発生位置を捉えることは簡単 「騒音」となる場面も増えています。電動パワーシートは静 示されるため、どの音がどこから発生しているかを直感的 りました。それに伴い、自動車部品の音の低減もより厳 ではありません。 穏化対策が施されている高級車などに使われることが多 に確認することが出来ます。 しい値を求められるようになってきています。ヘッドアッ 本システムは過渡的な音も含めてまずは収録して後解析 く、駆動音の低減は必須です。 また小型・軽量の音源可視化マイクロホン プディスプレイは設置場所もドライバーに近いため、走 を行うことで、時々刻 と々変化する音を可視化することが しかし、時々刻々と変化するパワーシートの動きに プローブなので、手で持って様々な角度か 行中のビビリ音やパキッという軋み音は異音として対策 出来ます。一瞬で過ぎてしまう過渡音の発生位置も把握 合わせて、発生する駆動音の位置も変化するため、 ら音を探査することが出来ます。 を要求されることがあります。しかし、不定期に発生し、 することが出来ます。 音圧マップなどの静止画では音の発生位置を直感 フレームの軋み音がどこから発生しているか探査 電動シートから発生する音をとらえて可視化 06 07
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4ch BEAMFORMING SYSTEM 計測事例 音源位置をしりたい 計測事例 対策効果を比較したい 5 油圧ポンプの異音探査 1 室外機の動作音 建設機器などに組み込まれている油圧ポンプ周辺から、 ングにも時間を必要としません。特にマイクロホンプロー 室外機は屋外に設置されているため、近隣住民から コンプレッサから発生する異音を探査 原因のわからないガラガラ音が発生した例です。この対 ブは小型のため屋外などへ持ち運んでの測定も容易で の苦情につながることもあり、静かな稼働音が要求 象は大型の装置であるため、屋外での測定が必要となり す。また、現場での測定に時間をかけられない場合でも、 されます。より静かな稼働音を実現するためには、コ ます。本システムは、PC、データステーション、音源可視化 まずはデータを収録し、後で、Oscope(後解析ソフト)を ンプレッサやファン、様々な機構を支えるフレームな マイクロホンプローブのシンプルな構成のため、セッティ 使用した詳細な解析をすることも可能です。 ど、それぞれから発生する音を把握し対策する必要 があります。本システムを利用することで、どこでどの 音が大きく発生しているか、動画で確認することが出 油圧ポンプから発生するガラガラ音をとらえる 来きます。 対策前後の結果も動画で出力することができるた め、対策の効果をより分かりやすく確認し、結果を共 有することが出来ます。 2 車載シートの異音探査 近年では、EV・HEV化による自動車の静穏化が進 走行状態を再現し、異音の場所を探査 み、走行音の低減も進んでいます。そのため、今まで 走行音に埋もれていた音が聞こえるようになりまし た。この例は、自動車の走行中に発生するシートフ レームのカタカタ音が異音とされ、クレームにつな がった例です。クレームへの対応は迅速さと明確な 対策効果が必要とされますが、過渡的な音を捉えて 対策部位を決め、さらに明確な対策結果を提示する ことは簡単ではありません。 6 ワイパー擦れ音の可視化 本システムは、見えない音をその場で可視化して確認することが出来るので、対策部位の特定がスムー 自動車のワイパーが動作する際に発生する擦れ音を可視 表示し、動画で確認することが出来きます。 ズに行えます。また、対策結果をカラーマップの濃淡 化します。不規則に発生している擦れ音が、動作している また、閾値設定機能を利用することで、発生する音のレベ と合わせて動画で表示することが出来るため、より明 ワイパーのどこからなっているのかを把握するのは、容易 ルに合わせてカラーマップを表示することができるため、 確な対策効果を提示することが出来ます。 ではありません。 擦れ音のみを発生したタイミングに合わせて確認するこ 本システムを利用することで、気になる音をカラーマップ とが出来ます。 動作するワイパーの擦れ音をとらえる 3 パワーウインドウの異音探査 パワーウインドウの動作音に混ざった異音(擦れ音) パワーウインドウが動作する際の異音探査 を探査した事例です。 ウインドウが動作する際にレールから発生する擦れ 音を低減するため、異音の位置を把握し対策を実施 します。 音が移動する様子を動画で捉える事に加え、音の位 置を軌跡として残すことで、どこに発生位置が集中し ているのか静止画でも確認することが出来ます。 発生頻度も確認することで、よりスムーズに異音発生 位置の特性ができます。 08 09
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4ch BEAMFORMING SYSTEM 解析事例 4ch ビームフォーミング 音源可視化システム 仕様 1 コピー機の作動音 MI-5420A音圧感度 -38 dB ±3 dB (0 dB = 1 V/Pa、1 kHz) 複合ケーブル グリップ取り付け用ネジ穴 1/4-20UNC 6 mm( 下面,後面2箇所) 最大音圧レベル 110 dB(1 kHz、THD = 3 %) アクセサリ取り付用ネジ穴※3 1/4-20UNC 6 mm( 上面2箇所) 4chビームフォーミング音源可視化システムを用いて、対策の前後を可視化して比較します。 自己雑音レベル 39 dB(A特性) 長さ 全長約3 m使用温度範囲 0 ℃ ~ 50 ℃ 太さ 約φ20 mm※4 ※この事例は本システムの用例をご紹介するものです。 使用湿度範囲 80 %RH以下( 結露しないこと) 最小曲げ半径 約70 mm 保存温度範囲 -10 ℃ ~ 60 ℃ 被覆 樹脂メッシュスリーブ※5 [計測の流れ] [解析結果] ※図1、2を参照。 保存湿度範囲 90 %RH以下 (結露しないこと)質量※1 120 mmプローブヘッド有 約785 g 付属品 マイク音響補正ファイルCD 1 遮蔽テープの有無をカラーマップ(図1、図2)で比較すると、テープ無しの場合、開口部周辺に 60 mmプローブヘッド有 約655 g マイク位置確認プレート 1 コピー機中央の開口部から発する、 あった音源(カラーマップの赤い範囲)は、テープを貼ると表示されません。騒音計のA特性音圧 適合規格(CEマーキング) EMC指令 2014/30/EU 規格 EN61326-1 Class A メインボディ置き台 ※6 1 紙送り音を収録 RoHS指令 2011/65/EU 規格 EN50581 BNCケーブル(0.2 m) 1 レベルに着目すると、72.2 dB(テープ無し)から62.6 dB(テープ有り)に変化し、約10 dB低減 電源 供給方式 CCLD BNC-JPJアダプタ 1 電圧 DC 24 V 取扱説明書 1 しています。 カラーマップと騒音計の結果から、開口部の放射音の変化が確認できます。 電流 4 mA/ch キャリングケース 1 図1 遮蔽前(A特性音圧レベル 72.2 dB) 図2 遮蔽後(A特性音圧レベル 62.6 dB) メインボディ カメラ※2 CMOS USBカメラ ※1 プローブヘッド、メインボディ、グリップを含めた場合(ケーブルを含みません)。 紙送り音を収録したデータから発 インタフェース:USB3.0 ※2 カメラ・レンズの交換はできません。 生部位を決定 電源:USBバスパワー ※3 社外品グリップや照明を使用された場合、測定結果に影響を及ぼす可能性があります。※4 貫通穴など通線をする場合は、コネクタ部がありますので、φ30 mm以上の穴としてください。 ※5 ポリエステルとナイロンにて複数のケーブルを束ねています。 ※6 マイクロホンプローブを置く際に使用します。 BF-3200 / BF-0310ソフトウェア 遮蔽テープを貼りデータを収録 BF-3200 BFモニタ BF-0310 BFオフライン解析(オプション)※11 ビーム 対応マイクロホンプローブ MI-5420A / MI-5420 / MI-6420 解析設定 カラーマップ表示分割数 33×25~161×121 フォーミング カラーマップ表示分割数 41×31(固定) フレーム長 40 ms(2048点 固定) 計算 可視化周波数帯域※7収録したデータをオフライン解析 120 mmプローブヘッド 窓関数 レクタンギュラ / ハニング / フォース※13 500 Hz~4 kHz 可視化周波数帯域設定 1/3オクターブバンド毎 し、遮蔽テープ有無の結果を比較 60 mmプローブヘッド カスタム(任意周波数区間) 1 kHz~8 kHz 出力機能 AVI / BMP / CSV / O-Chart※12 可視化周波数設定帯域 315 Hz~16 kH(z 1/3オクターブバンド毎) フレームレート※8 20 fps以上 付属品 インストールマニュアル 1 インストール手順と説明書 演算使用画角 水平78 °×垂直63 (° TYP値) BF-3200 / BF-0310 1 BF-3200 / BF-0310ソフトウェアと 演算使用画素数 1024×768 インストールCD カメラドライバのインストールCD 2 自動車のドア閉め音 窓関数 レクタンギュラ(固定) DS-3200インストールCD 1 DSシリーズのDSPをFFTモニタ フレーム長 40 ms(2048点 固定) アップデートするためのCD 表示周波数帯域※9 250 Hz~20 kHz ※ 7 可視化周波数帯域の定義 収録機能※10 サンプリング周波数 51.2 kHz ・定義1 自由音場にて、音源とマイクロホンの距離が1 mのとき、音源中心から-6 dB減衰するまでの空間分 解能が波長内か30 cm以内であること。 [解析結果] 収録周波数レンジ 20 kH(z 固定)※下図を参照。 ・定義2 ターゲットスコープサイズが、カメラ画角の1/3以上を確保できること。A/D変換 24 bi(t 固定) ・可視化周波数帯域範囲外でも、1/3オクターブバンドの中心周波数が315 Hz~16 kHzまでの解析は可 ドア閉め音は短時間に色々な箇所から音が発生します。例えば Bはドア当たり音ということがわかります。 入力チャンネル数 最大8ch 能です。 音源可視化マイクロホン1~4ch ※ 8 可視化周波数帯域内の場合です。 下図の時間波形と周波数解析の結果から、AとBタイミングで このシステムでは人の耳では一つに聞こえる音も、時系列と共 汎用入力5~8ch ※ 9 ビームフォーミング可視化周波数帯域とは異なります。 ※10 プレイモードにより、Ver1.3以降で収録されたbfmファイルの再生が可能です。 1 kHz~2.5 kHzの帯域で音圧が大きくなっています。このタイ に複数の場所の音が発生していることを可視化し、確認するこ 内部トリガ スロープ及びレベル設定 ※11 Oscope Basic以上、及び動画オプションが必要です。プレトリガ2秒まで ※12 O-Chartへ出力する場合は別売のO-ChartVer3.6が必要です。 ミングと帯域に注目して音源可視化をすると、Aはラッチ音、 とができます。 外部サンプリング 回転速度の表示および収録 ※13 フォースウインドウを利用してフレーム長を調整します。 最大収録時間 600秒 動画収録フレームレート 25 fps AB 収録ファイルフォーマット bfmファイル(小野測器独自フォーマット) AB 動作環境 10 ms A ハードウェア メインユニット DS-3200※14, ※15 CD or DVD-ROMドライブ ソフトウェアインストール用B インタフェース USB3.0 ディスプレイ 1280×768以上表示可能なもの 信号出力 DS-0371 / DS-0372 USBポート※16 USB 3.0×2( カメラ、DS-3200) リモコン DS-0395 USB 2.0以上×1( ライセンスキー)※17 パソコン OS MicrosoftⓇ WindowsⓇ 7 Proffesional( 64 bit版) ソフトウェア BF-0310を使用する場合、 MicrosoftⓇ WindowsⓇ 10 Pro(64 bit版) Oscope ver 2.10以上がインストール済みであること 横軸: 時間(s) (.NET Framework3.5 Servie Pack1が ※14 BF-3200は最大8chの対応です。10ch以上のユニットでも8chまでを使用して動作可能です。インストールされていること) ただし、100 kHzユニット、フレームリンク機能には対応していません。 CPU IntelⓇ CoreTM i7同等以上 ※15 BF-3200はDS-2000シリーズ、DS-3100には対応していません。(BF-3100は対応していました) ※16 USBハブは使用不可です。 A ラッチ音 B ドア当たり音と地面反射音の合成音 メモリ 8 GB以上ハードディスク 空き容量16 GB以上 ※17 BF-3200はライセンスキー不要で起動します。BF-0310はOscopeを使用するのでライセンスキーが必要です。 DirectX DirectX 9.0c以降(BF-0310, OS-0281を使用する場合) ■ MI-5420A 外形寸法図 ■ 120 mm 上面取付ねじ穴×2 ■ 60 mm (単位: mm)1/4-20UNC 深さ6 mm 上面取付ねじ穴×2 1/4-20UNC 深さ6 mm 下面取付ねじ穴×2 下面取付ねじ穴×2 120 1/4-20UNC 深さ6 mm1/4-20UNC 深さ6 mm 130 60 141.5 190.5 228 グリップ グリップ φ25 (349.2) φ25 (311.6) グリップ下面取付ねじ穴×1 グリップ下面取付ねじ穴×1 1/4-20UNC 深さ6 mm 1/4-20UNC 深さ6 mm 10 11 縦軸: 音圧(Pa) 120 (141) φ6.9 100 174.5 (1.3) 57 60 (74.3) φ6.9 100 174.5 (1.3) 57 60 120
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4ch BEAMFORMING SYSTEM 平成 29年度 日本音響学会 技術開発賞 ■ 構成例(フルシステム) 型名 品名 価格(税抜き) MI-5420A 音源可視化マイクロホンプローブ※1 ¥1,900,000 BF-3200 BFモニタ ¥1,300,000 BF-0310 BFオフライン解析 ¥1,700,000 DS-3204, DS-0371 データステーション(4ch), 信号出力オプション ¥1,600,000 4ch ビームフォーミング OS-2720 Oscope( FFT解析パック) ¥600,000 OS-0281 Oscope( 動画再生オプション)※2 ¥300,000 OS-0261 Oscope( IIRフィルタオプション)※3 ¥160,000 パーソナルコンピュータ 別途 合計 ¥7,560,000 音源可視化システム ■ 構成例 BFモニタのみ 型名 品名 価格(税抜き) MI-5420A 音源可視化マイクロホンプローブ※1 ¥1,900,000 BF-3200 BFモニタ ¥1,300,000 DS-3204, DS-0371 データステーション(4ch), 信号出力オプション ¥1,600,000 パーソナルコンピュータ 別途 合計 ¥4,800,000 ※1 マイクロホンプローブヘッド2種(120 mm, 60 mm)、カメラ、カメラ・マイクロホン専用集合ケーブル3 mを含みます ※2 動画再生オプションは必須です ※3 BFモニタのBPF機能と同等の機能をオフライン解析で実施する場合は必要です 500 Hz以下の音源可視化に最適 ─MB-2200M10 超小型マイクロホン─ 複数本のマイクロホンを並べ、直接音圧を測定することでMI-5420Aでは 対応していない500 Hz帯域以下の音圧マップを取得することができます。 定常音の場合、マイクロホンを移動しながら収録することで、マイクロホン数 本で音圧マップの描画が可能です。また過渡音の場合、位相を揃える必要 があるため測定箇所分のマイクロホンと入力チャンネル数が必要となりま す。こうした際、軽量かつ超小型のマイクロホンMB-2200M10が有効です。 超小型マイクロホン MB-2200M10 例:MB-2200M10を使った多点同時測定 左図は49本のMB-2200M10を使用した音圧分布の測定例です。超小型 で軽量なマイクロホンなので取りつけた状態でドアを開閉してもセンサを落 とすことなく多点同時測定を行うことができます。 ラッチにあたった瞬間から音が減衰するまでの音源位置の変化を時間軸 ベースで見ることができます。 ■機器構成例(ご参考価格) 型名 品名 価格(税抜き) - DS-3000 40 kHz 4ch FFTセット ¥1,500,000~ MB-2200M10 超小型マイクロホン 4本 ¥240,000  OC-1320 O-chart Standard ¥220,000  パーソナルコンピュータ    別途  合計 ¥1,960,000~ ※Microsoft® Windows® は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。 その他記載されている会社名、 製品名は各社の商標または登録商標です。 お客様へのお願い  当社製品(役務を含む)を輸出または国外へ持出す際の注意について 当社製品(役務を含む)を輸出または国外へ持出す場合は、外為法(外国為替及び外国貿易法)の規定により、リスト規制該当品であれば、経済産業大臣へ輸出許可申請の手続きを 行ってください。また非該当品であれば、通関上何らかの書類が必要となります。尚、非該当品であってもキャッチオール規制に該当する場合は、経済産業大臣へ輸出許可申請が必要と なります。お問い合わせは、当社の最寄りの営業所または当社輸出管理担当窓口(電話045-476-9707)までご連絡ください。 ●記載事項は変更になる場合がありますので、ご注文の際はご確認ください。 注意 ●機器を正しく安全にお使いいただくために、ご使用前に必ず「取扱説明書」をよくお読みください。 ●代理店・販売店 〒222-8507 神奈川県横浜市港北区新横浜3‒9‒3 TEL(. 045)935‒3888 お客様相談室 フリーダイヤル 0120-388841 受付時間 : 9:00~12:00/13:00~18:00(土・日・祝日を除く) 北 関 東(028)684‒2400 浜 松(053)462‒5611 広 島(082)246‒1777 埼 玉(048)474‒8311 ト ヨ タ(0565)31‒1779 九 州(092)432‒2335 首 都 圏(045)935-3838 中 部(0565)41‒3551 海 外(045)935-3918 沼 津(055)988‒3738 関 西(06)6386‒3141 ホームページアドレス https://www.onosokki.co.jp/ E‒mailアドレス webinfo@onosokki.co.jp *本カタログ記載の価格はすべて税抜き価格です。 CAT.NO.1657-08 Printed in Japan 197( OKI)3K '19.7月改訂