ポリゴンデータ編集システム

STL工房2

ビジュアル的に表現、1クリックで大容量ポリゴンデータを簡略化!

アンドール株式会社

昨今、3 次元計測器や3Dプリンタの活用に伴いポリゴンデータを取り扱う機会が増加しております。
お客様よりファイル容量が膨大になり大容量のデータを取り扱うのに時間がかかるなどの、大容量デー
タに対する解決策のご要望を頂いておりました。
STL 工房2は熟練を要するパラメータ値を自動で初期設定しWindows ソフトに準拠したユーザインタフェースで大容量のポリゴンデータを効率よく表示制御できるようにいたしました。
また、国立研究開発法人 理化学研究所で開発されたポリゴン編集アルゴリズムの搭載により、高性能で高品質なデータ編集を容易に行うことで、技術者の作業負荷を軽減します。

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STLデータの軽量化・編集・活用システム【STL工房2】のダウンロード (2.1Mb)

製品ラインナップ

ポリゴンデータを取り扱う専用機能として、 「クリーニング」「細分割」「簡略化」「スムージング」 「穴埋め/立体穴埋め」「デフィーチャー」「中空化」「表裏反転」 「リメッシュ」「ラッピング」「フェイス/シェル削除」「フェイス作成」 等の機能を搭載しており、 利用用途に合せて4つのモデルが用意されています。 また、対応するデータフォーマットとして、STL 以外にOBJ, PLY, OFF の入出力が可能です。

クリーニング

1クリック操作で不正なポリゴンを修正する

『ポリゴンメッシュクリーニング』
表裏不整合、スリット、穴、微小三角形、鋭三角形、多重連結、三角形間の折り重なり、非連結部への自動的な対応処理を行います。
●クリーニング機能
面の裏返りや、微小な隙間など、3Dプリンタで出力する際にメッシュの問題箇所を、初心者でも簡単に修正することができます。
・ 検査項目が多く(図中①)3Dプリンタ出力時に問題となる様々なメッシュの問題箇所を検査・修正することが可能です。
・ 要因別に問題のあるメッシュの問題箇所を確認できます。(図中②赤色表示)
・ 一括修正の他、要因別にクリーニングすることも可能です。
・ パラメタの設定によりトレランスや穴埋め方法などを制御することが可能です。

対応できるエラーの種類/細分割

●対応できるエラーの種類
画像を参照

●細分割
STLデータ形状のふくらみを考慮する

『ポリゴンメッシュの細分割』

3Dプリンタで出力する際やCAMで工具軌跡を求める際に、ポリゴンメッシュが粗いと、ポリゴンの平面が目立ち、滑らかな造形物を作ることができません。
周辺のポリゴンとの位置関係から、各ポリゴンの三角形内部のふくらみを推定し、ふくらみを考慮した細かなポリゴンに分割する機能です。
本ソフトウェアでは、折れている稜線[sharp edge]を自動認識し、折れている個所を考慮した分割を行うことができます。

URL http://www.andor.co.jp/products/stl/
簡略化 STLデータを軽量化しつつ形状の特徴を保つ

ポリゴンのデータサイズを削減するために、ポリゴンメッシュの形をできるだけ変えないようにして、ポリゴン数を減らす機能です。
本ソフトウェアでは、ポリゴンメッシュが折れている部分は弱く簡略化し[simplify]、その部分から遠ざかるに従って次第に強く簡略化することができます。
※ポリゴンメッシュの簡略化『理化学研究所 産業界との融合的連携制度の成果』
スムージング化 STLデータ形状の特徴を保つ

『ポリゴンメッシュスムージング』

3次元計測装置から得られるポリゴンメッシュは、装置のノイズなどのために表面に微細な凹凸があります。 このようなざらついたポリゴンメッシュを滑らかにする機能です。
従来のスムージング方法では、折れている稜線[sharp edge]が丸みを帯びる[round]ことや、丸みを帯びた稜線[rounded edge]の丸み半径が大きくなるという傾向がありますが、本ソフトウェアでは、稜線の丸みの変化を少なく保つことができます。
穴埋め 穴埋めしたい箇所を個別に指示で穴埋めできます。

●穴埋め
個別に指示した穴を埋めます。

●部分穴埋め
個別に指示したメッシュ外周の凹部分など、シェル境界の一部分だけを埋めます。
リメッシュ 後工程で利用しやすいように、正三角形に近いメッシュを再作成します。
ラッピング β版 外側のメッシュを利用してメッシュを再作成します。
内部データの不正による3Dプリンタのエラーを回避できます。

・内部に開いた面が残り、スライスデータが作れない
・重なってできた空間にサポート材が付いてしまう
・内部空間に出来たサポート材が取り除けない 等

※ラッピング機能は、β版として提供します。
中空化 立体のポリゴンメッシュから、指定した量の厚みをつけて、空洞を持つ薄肉立体を作ります。
立体穴埋め メッシュにあいた貫通穴や袋穴を検出して埋めます。
デフィーチャ メッシュにあいた貫通穴、袋穴、突起など特徴的な部位を、利用者が範囲を指示して取り除きます。

不要形状を囲って実行ボタンを押すだけ。
特徴 大規模モデル対応 5,000万フェース規模のモデルにも対応が可能です。

●計算事例
PCスペック core i7-3770K CPU @ 3.5GHz,メモリ32GB
46,040,869フェースから99%削減、460,409フェースの実行時間 20分

関連カタログ

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STLデータの軽量化・編集・活用システム【STL工房2】

アンドール株式会社

アンドールは、創業以来約半世紀にわたって培ってきたCAD/CAM技術をコアに、機械設計、電気電子設計、組込ソフト、及び、業務ソフト開発からシステムの運用・保守に至るまで、ITシステムのライフサイクル全...

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